ちゅっちゅさせたかった
-- 2008-11-29 Saturday
今はすっきりしている。
「ヨシュア、まだ起きてる?」
ダウンライトでうっすらと見えるヨシュアのまぶたはもう閉じていたけれど、俺の口は勝手に声を出していた。
その長いまつげを震わせて、すぐにスミレ色が顔を出す。
「うん?」
「あ、悪い……寝てたか?」
「ううん、まだ起きてたから大丈夫だよ」
ヨシュアの目が開くのは早かったし、その声も寝ぼけているようには聞こえない。
けれど、ヨシュアは俺が気に病むようなことを言ったりしないから、その言葉が嘘か本当かは分からなかった。
ヨシュアは寝起きもいいけれど、寝つきもすこぶるいいヤツだから、もう寝入っていたのではないかとつい勘繰ってしまう。
それでも俺の声に応えてくれたのがうれしくて、ほっと息を吐いた。
「なあに」
「あの……」
「うん」
もし寝ていたとしたら、俺の用件はすごく言いづらいのだけれど。
でもヨシュアの声はいつも通りで優しかったから、思い切って言ってしまった。
「キス、したくて」
先ほどまでその腕に抱かれてヨシュアのものを受け入れていたし、キスだってさんざんしたはずなのだけれど、ヨシュアの顔を見ていたらどうしてもまたしたくなってしまったのだ。
あれだけしてまだ物足りないのかと自分でも思うから、浅ましいと思われてしまいそうで心配になる。
そんな俺をよそにヨシュアは少しだけ不思議そうに首をかしげたけれど、すぐに柔らかくその目を細めた。
「うん」
「してもいいか?」
結構思い切って聞いたのだけれど。
「どうしてそんなこと聞くの?」
「えっ」
逆に問い返されて、ヨシュアの意図するところが分からなくて慌てた。
「ネク君がしたいなら、その時にすればいいのに」
次いで続けられる言葉に、顔が火照るのが分かる。
どうしてこいつは、いつもそう。
たった一言で、俺が一人で不安に思っていたことなんて、くだらなく思えてくるから困る。
「ん……」
返事をするのすら恥ずかしくて、代わりに伸び上がってくちびるを押しつけた。
キスするのに、いちいち断るなということだろうけど、恥ずかしいヤツめ。
ヨシュアを起こしてしまう恐れがあるなら、寝ているところにしても変わらないのかもしれないけれど、それはやっぱり少し違うのだ。
キスを重ねるたびに、渇いていたくちびるが少しずつ湿っていくのが好きだ。
もっとと求めれば、お返しのようにぺろりと舐めてくれる濡れた舌の感触が好きだ。
「ん、んぅ」
寝ているヨシュアにキスをしてもそんな反応は返って来ないから、それはやっぱり少し寂しい。
いつも俺ばっかりヨシュアを好きなように思うことが多いから、それだけで不安になる。
「眠れそう?」
「……ん、と」
「もっとする?」
「……うん」
ヨシュアのキスは不思議だ。いつでも口づけ一つで簡単に俺の身体を熱くさせるくせに、こんなときはただ安心するばかりで、全然そんな気分にならない。
再び降りてきたヨシュアのくちびるはやっぱりやわらかくて、優しくて、きもちよかった。
「ヨシュア」
「うん」
「よしゅあっ……」
こんな風にヨシュアの極上の口づけをもらえるのが俺でいいのかな、と時々思うこともある。
ヨシュアの白くてつるつるした歯の感触も、端から端まで形の整ったくちびるもキレイすぎて、俺にはもったいないくらいなのだ。
「ネク君、かわいい」
でもそう言ってくれるヨシュアをやっぱり好きでたまらないな、と思うから、その口づけをねだらずになんていられなかった。
「好きだよ」
「んっ……」
「ネク君は?」
キスの合間に落とされる囁きはどこまでも甘くて、俺の胸をぎゅうっと狭くさせる。
ヨシュアのことが好きすぎて、胸が苦しい。
誰かを好きでこんなに胸が痛くなるなんて知らなかった。ヨシュアも同じ気持ちでいてくれるのかな、なんて思ったら、詰まった胸に何も言葉にできない。
だから返事の代わりに、ぎゅっと強くその胸にしがみついた。
「ネク君」
「うん……」
ヨシュアの匂いがする。それだけで胸がいっぱいになって、抱き締めてくれる腕は暖かい。
「ネク君も」
「……?」
「名前呼んで?」
こつん、と額をぶつけられると、ヨシュアのやわらかい前髪が俺のこめかみをくすぐる。
さらさらときもちいいシーツの感触も、俺たちを包む毛布の温度も、ヨシュアには敵わない。
どこを触ってもきもちよくて、どこを見てもキレイで、その上いい匂いがするなんて反則だ。
穏やかな声も甘く蕩けた視線も、ヨシュア自身が強力な麻薬のようで、離れたら俺はすぐにでも気がふれてしまうかもしれないといつも思う。
「ヨシュア」
ヨシュアだけだから。
「よしゅあ」
こんな風に俺の胸をいっぱいにさせるのも、俺の身体をぐずぐずにとろけさせるのも、抱き締められただけで泣きたくなるのも、ヨシュアだけだから。
ヨシュアが俺の声を欲しがってくれるというなら、この喉が潰れるまで呼び続けるから。
「ねくくん」
どうか、そのくちびるが俺だけのものでありますように。
高樹さんに携帯で送りつけたものなんですが、高樹さんがご自身の神聖なる神殿に載せる気満々なようなので、あえて先手必勝で載せておきます。
高樹さんのサイトを汚すくらいなら、自ら恥を晒す菘!
なんか今エロが書けないみたいで、ちゅっちゅさせるだけで満足してしまいました。
菘のくせに…エロじゃないだと…
すみません。
ああ、ヨシュネクさんを幸せにしたい。幸せなヨシュネクさんが見たい。
菘はなんと言われようと幸せなヨシュネクさんを貫きます。
何があろうと絶対に離れ離れになんてさせません。
原稿…原稿でエロがんばります。エロエロでがんばります。
っていうかもうヨシュネクさんなら何でもいいの!!!いちゃいちゃしてくれたらそれでいいのー!!!!!
ああ…ヨシュアさんにピアス弄られるとえろスイッチ入っちゃうネクとか書きたい。
ピアス責めってロマンだと思います。痛がらせるもよし、よがらせるもよし。
ああーネクのお世話してるヨシュアさんが見たいー。
「ヨシュア、まだ起きてる?」
ダウンライトでうっすらと見えるヨシュアのまぶたはもう閉じていたけれど、俺の口は勝手に声を出していた。
その長いまつげを震わせて、すぐにスミレ色が顔を出す。
「うん?」
「あ、悪い……寝てたか?」
「ううん、まだ起きてたから大丈夫だよ」
ヨシュアの目が開くのは早かったし、その声も寝ぼけているようには聞こえない。
けれど、ヨシュアは俺が気に病むようなことを言ったりしないから、その言葉が嘘か本当かは分からなかった。
ヨシュアは寝起きもいいけれど、寝つきもすこぶるいいヤツだから、もう寝入っていたのではないかとつい勘繰ってしまう。
それでも俺の声に応えてくれたのがうれしくて、ほっと息を吐いた。
「なあに」
「あの……」
「うん」
もし寝ていたとしたら、俺の用件はすごく言いづらいのだけれど。
でもヨシュアの声はいつも通りで優しかったから、思い切って言ってしまった。
「キス、したくて」
先ほどまでその腕に抱かれてヨシュアのものを受け入れていたし、キスだってさんざんしたはずなのだけれど、ヨシュアの顔を見ていたらどうしてもまたしたくなってしまったのだ。
あれだけしてまだ物足りないのかと自分でも思うから、浅ましいと思われてしまいそうで心配になる。
そんな俺をよそにヨシュアは少しだけ不思議そうに首をかしげたけれど、すぐに柔らかくその目を細めた。
「うん」
「してもいいか?」
結構思い切って聞いたのだけれど。
「どうしてそんなこと聞くの?」
「えっ」
逆に問い返されて、ヨシュアの意図するところが分からなくて慌てた。
「ネク君がしたいなら、その時にすればいいのに」
次いで続けられる言葉に、顔が火照るのが分かる。
どうしてこいつは、いつもそう。
たった一言で、俺が一人で不安に思っていたことなんて、くだらなく思えてくるから困る。
「ん……」
返事をするのすら恥ずかしくて、代わりに伸び上がってくちびるを押しつけた。
キスするのに、いちいち断るなということだろうけど、恥ずかしいヤツめ。
ヨシュアを起こしてしまう恐れがあるなら、寝ているところにしても変わらないのかもしれないけれど、それはやっぱり少し違うのだ。
キスを重ねるたびに、渇いていたくちびるが少しずつ湿っていくのが好きだ。
もっとと求めれば、お返しのようにぺろりと舐めてくれる濡れた舌の感触が好きだ。
「ん、んぅ」
寝ているヨシュアにキスをしてもそんな反応は返って来ないから、それはやっぱり少し寂しい。
いつも俺ばっかりヨシュアを好きなように思うことが多いから、それだけで不安になる。
「眠れそう?」
「……ん、と」
「もっとする?」
「……うん」
ヨシュアのキスは不思議だ。いつでも口づけ一つで簡単に俺の身体を熱くさせるくせに、こんなときはただ安心するばかりで、全然そんな気分にならない。
再び降りてきたヨシュアのくちびるはやっぱりやわらかくて、優しくて、きもちよかった。
「ヨシュア」
「うん」
「よしゅあっ……」
こんな風にヨシュアの極上の口づけをもらえるのが俺でいいのかな、と時々思うこともある。
ヨシュアの白くてつるつるした歯の感触も、端から端まで形の整ったくちびるもキレイすぎて、俺にはもったいないくらいなのだ。
「ネク君、かわいい」
でもそう言ってくれるヨシュアをやっぱり好きでたまらないな、と思うから、その口づけをねだらずになんていられなかった。
「好きだよ」
「んっ……」
「ネク君は?」
キスの合間に落とされる囁きはどこまでも甘くて、俺の胸をぎゅうっと狭くさせる。
ヨシュアのことが好きすぎて、胸が苦しい。
誰かを好きでこんなに胸が痛くなるなんて知らなかった。ヨシュアも同じ気持ちでいてくれるのかな、なんて思ったら、詰まった胸に何も言葉にできない。
だから返事の代わりに、ぎゅっと強くその胸にしがみついた。
「ネク君」
「うん……」
ヨシュアの匂いがする。それだけで胸がいっぱいになって、抱き締めてくれる腕は暖かい。
「ネク君も」
「……?」
「名前呼んで?」
こつん、と額をぶつけられると、ヨシュアのやわらかい前髪が俺のこめかみをくすぐる。
さらさらときもちいいシーツの感触も、俺たちを包む毛布の温度も、ヨシュアには敵わない。
どこを触ってもきもちよくて、どこを見てもキレイで、その上いい匂いがするなんて反則だ。
穏やかな声も甘く蕩けた視線も、ヨシュア自身が強力な麻薬のようで、離れたら俺はすぐにでも気がふれてしまうかもしれないといつも思う。
「ヨシュア」
ヨシュアだけだから。
「よしゅあ」
こんな風に俺の胸をいっぱいにさせるのも、俺の身体をぐずぐずにとろけさせるのも、抱き締められただけで泣きたくなるのも、ヨシュアだけだから。
ヨシュアが俺の声を欲しがってくれるというなら、この喉が潰れるまで呼び続けるから。
「ねくくん」
どうか、そのくちびるが俺だけのものでありますように。
高樹さんに携帯で送りつけたものなんですが、高樹さんがご自身の神聖なる神殿に載せる気満々なようなので、あえて先手必勝で載せておきます。
高樹さんのサイトを汚すくらいなら、自ら恥を晒す菘!
なんか今エロが書けないみたいで、ちゅっちゅさせるだけで満足してしまいました。
菘のくせに…エロじゃないだと…
すみません。
ああ、ヨシュネクさんを幸せにしたい。幸せなヨシュネクさんが見たい。
菘はなんと言われようと幸せなヨシュネクさんを貫きます。
何があろうと絶対に離れ離れになんてさせません。
原稿…原稿でエロがんばります。エロエロでがんばります。
っていうかもうヨシュネクさんなら何でもいいの!!!いちゃいちゃしてくれたらそれでいいのー!!!!!
ああ…ヨシュアさんにピアス弄られるとえろスイッチ入っちゃうネクとか書きたい。
ピアス責めってロマンだと思います。痛がらせるもよし、よがらせるもよし。
ああーネクのお世話してるヨシュアさんが見たいー。