消失見てきました
友人と連れ立って涼宮ハルヒの消失を見てきましたー。
京アニクオリティだし、消失だし、光陽園ハルヒと学ラン古泉っていうだけでわくわくしていたので楽しみに見に行ったんですが、思った以上に面白かったです。
二期の笹の葉は消失の布石だったんだなーとか、黒髪ロングハルヒの髪はぜったいふぁさぁってなびくだろうなあと思ったら想像以上の映像美だったりとか、もうほんとに消失ハルヒ可愛かったです…そして古ハルでした…久しぶりに見た古泉は本当に古泉で古泉古泉…!古泉かっこよかったです。
古ハルポイントとしては「この間のどこどこはいかがでしたか」(キョンの語りでよく聞こえなかったけど、デート…とまで行かなくとも、二人でおでかけしていたらしい)、よろめくハルヒを抱きとめる古泉、「うらやましいですね…」でしょうか。
消失は古泉がほんとに切なくて古ハルだけど切なくてつらくてでもやっぱり大好きだなーと思いました。
ジャンルを離れてしばらく経ったのでとても落ち着いて見られたのですが、やっぱりハルヒの話というか、SOS団の存在とか、キョンの立ち位置の分岐点だったりとか、色々なものを思い出しながら見て、改めてハルヒという作品がとても好きだなと感じました。
若干後半のキョンからキョンへの一人語りはちょっとくどいかなと思ったりとか、世界がおかしくなったことに気づいたときのキョンの演出がちょっと過剰かなーと思わなくもなかったのですが、映画として作られている分こうなるのかなーとなんとなく納得しつつ。
谷川先生の文章が淡々としているので、映像になるとこうなるのかーと不思議な気持ちになりつつとても楽しんで見られました。ハルヒは話の盛り上がりどころを作ろうと思うとどうしてもああなっちゃうのかなと。
ああそうだ、何より古泉のリンゴのうさぎの謎が解けてよかったです。そうなるのか!と。
原作だと「リンゴの皮をむいている」の描写の後に「リンゴでウサギを作っている」という描写がされていて、どうやってウサギにしたんだと同人でもよくネタにされていましたが、意味もなく何個もリンゴを剥いてから、最後の最後に気が変わったみたいな、気まぐれに作ってみました、というような感じで皮を剥いていないリンゴで作ったウサギがちょん、と乗せられたときには「なんて古泉らしいんだ」と感動してしまいました。
まさかリンゴがたくさんあったとは。意味もなく皮を剥きまくるという動作も、表情には表れない古泉の動揺を表していてとてもよかったです。

総括としては、ハルヒ大好きだなーと改めて再認識、というところでした。
古ハルももちろん大好きだし、それ以上に今はハルヒという作品が好きだし、活動当時は尖って当たってしまっていたキョンのこともやっぱり好きだなーと思いました。長門はあざといほどに可愛かったし、みくるちゃんもよかった。大人みくるちゃんはやっぱり良い…
京アニには期待させられたり落胆させられたりと色々ありましたが、原作での伏線もちゃんと拾ってくれていたので、これは三期期待したいなーと思ったりもしますが…それは神のみぞ知るというところですかね。
でも三期の前に原作の新刊が出るという嬉しい情報も入ってきているので、ひとまずは分裂の完結を楽しみにしつつ。

遅くなってしまいましたが、続きでひとことお返事です。

続き▽
Posted by 菘みかん 20:52 | ハルヒ | comments (0) | trackback (0)