※性描写を含みます。ご注意ください。




 あれから何だかんだで再び彼の部屋に居候することになったわけだが、以前と多少様相の変わった共同生活は案外上手く行っている。
 共同生活とは言ってもお互い仕事で家に帰ることの方が少ない生活だ。雨風しのげて帰れる場所がある、という以外に求めるものの少ない二人では、さほど広くはない部屋でも不満など生まれようもなかった。
 ごくたまに休みが合致して家で過ごせる時間は、以前のようにソファで向かい合って食事をしたりコーヒーを飲んだり、テレビを眺めながらお互いの近況を報告したりというような他愛もない時間を過ごす。非日常が日常のUGで暮らす身には、そんな他愛もない時間が思いのほか大事なものなのだとこの生活を始めてから気がついたのは、きっと自分だけではないだろう。
 彼も私も好き合ってこんな関係になったわけなので、そんな夜は当然ベッドを共にすることもある。
 お互い忙しい身の上なので普通の男女関係よりは少ない頻度になるのだが、男の身体の欲求上、というのもあるし、単純に精神面で彼を求めているという素直な所望に従えば、それはごくごく自然なことだ。
 そんな雰囲気になるのは大抵彼の方から切り出してきたときで、歯に衣着せぬ物言いの彼は自分の欲求を露にするのにも衒いがない。自分の望みというものを他人に請うのがあまり得意ではない私からしてみると、それはとても尊敬に値することで、非常に有り難いことでもある。
 ただ、それではなんだか自分が彼の与えるものを享受するだけの矮小な存在に思えて、きっと彼はそんなこと気にもしていないだろうと思うのだが、いや、ややこしい御託はやめにしよう。私はただ、それをいつも彼に言わせてしまっているのが、申し訳ないと思っているのだ。
 男が男に抱いてくれと請うのに抵抗があるのは当然のことで、それは彼も私も共通認識だとは思うのだが。
 何分自分でも偏屈な人間で、相手に素直な感情を伝えるのが下手くそで、ともすれば誤解さえ与えかねないというのは理解している。仕事でならつつがなく、支障なく、冷静に冷徹にいられるはずなのに、自分というものはプライベートではてんで役に立たないということをここ最近で嫌というほど思い知った。彼の傍にいればいるほど、何度でも思い知らされる。
 なので、自分が彼を慕っているということがきちんと伝わっているのか分からないというのがはがゆくて、ありていに言えば彼に嫌われたくなかった。単純に彼を喜ばせたかった。
 彼が私に接するように自然にそれができれば苦労はしないのだが、どうにも自分が彼を喜ばせられることと考えてこれしか思いつかなかった行動は、随分と相手を驚かせてしまったらしい。


「えっと……メグミサン?」
 彼が誰かをさん付けで呼ぶところなど初めて見た。
「なんだ? 早苗」
「これはナンデショウカ……」
 これ、というのは、ベッドの上で彼の身体に馬乗りになっている私の体勢のことだろうか。
 彼と想いを通じ合わせた翌日、起きぬけに狭いベッドを共にしていたあまりの気恥ずかしさにあの後断固ソファで寝かせてもらうと強硬に抗議したものの、何だかんだと言いくるめられて最終的には引っ張り込まれて何度も寝所を共にしているうちに、いつの間にやらこのベッドにもすっかり慣れてしまった。恐ろしい、すっかり飼い慣らされている。
 まあそれは今は置いておくとして、薄く色の引かれたサングラスの向こうの表情を強張らせたまま落とされた彼の言葉に、思わず首をかしげる。
 同時にじわじわと不安も襲ってきた。私はまた何か間違えてしまったのだろうか。
「何って、その」
「ハイ」
「君を、喜ばせたくて……だな」
 強張っていた表情を変えて今度は驚いたように目を丸くする彼からは、普段の飄々とした雰囲気は感じ取れない。
「メグミ、おまえ」
「なんだ」
「熱でもあるのか」
 相変わらず平然と失礼なことを言う男だ。
「いたって平熱だが」
「ほー。じゃあ頭じゃなくて股間の指揮棒が熱暴走したのか?」
 なんて言い草だ。しかもさりげなく私がコンポーザーからいただいた役職を馬鹿にしてはいないか。いまいましい。
「私はっ!」
「おう」
「その……いつも君にばかりリードさせているのが申し訳なくて」
「ほう」
「たまには君にも楽をさせてやりたい……と、思ったん、だ」
 ほおお、と大げさに声を上げてわざとらしく驚いてみせる早苗は、先ほどの心底虚を突かれた、というような様子から一転していつもの彼にすっかり戻っている。
 確かにここまで何の説明もしなかった私も悪いが、ここまで自分が引き出したいものと違う反応を返されると、今のままじっとしているのがとてつもなく恥ずかしく思えてきて、いてもたってもいられなくなる。
「だから、今日君は何もしなくていいっ」
「サナエちゃん、リードされるよりする方が燃えるんだけどなー」
「う、るさいっ……もういいから、黙って座っているんだっ」
「はいはい、じゃあ精一杯がんばってな」
 彼の前ではこんな風に簡単に平静を乱されて声を荒げてしまうこともままあるけれど、とても部下には見せられないといつも思う。
「え、ナニ、キスもしないでいきなりそれなの?」
 居心地悪そうに壁にもたれて座りなおす彼のベルトを外し、下着をずらして股間を探りながら顔を伏せようとすると、落とされた言葉にしばし頭をひねる。
「駄目だっただろうか?」
「まあ、できればフェラの前にお願いしたいわな。チンコ咥えた口で……うーん悪かぁねぇけどさ、おまえの口だから」
 さりげなく最後に添えられた言葉に顔が熱くなったけれど、言われてみれば確かにそうだ。彼も戯れに私にそういう技巧を凝らすときがあるけれど、口づけなどは最初だけで、その後はあまりこちらにくちびるで触れようとはしない。日常のそこここでさりげなく行われている彼の気遣いにまた一つ気がついて、自分の稚拙さが恥ずかしい。
 まあ女性にフェラチオなどはしないので、同性相手の触れ合いに未だこちらも探り探りではあるのだが。
「す、すまない」
 おたおたと居住まいを正して、改めてサングラスを外してから向かい合うと、同じように濃いグレーの瞳を露にした彼に目を閉じてくちびるを寄せた。
 彼とキスをすると時折口ひげがむずむずと当たってくすぐったいのだが、それも最近では慣れたものだ。相変わらずコーヒーのいい匂いをさせている彼とのキスは私の好きなものの一つだが、彼と一緒にいつもコーヒーを飲んでいる私もそろそろそんな匂いをさせていたりするのだろうか。早苗に聞いてみないとわからないが。
「ん、っ……」
 濡れた舌で口内を探り合っている間、時折後ろ頭に回された彼の手が髪の毛を梳いて、頭皮を撫でる感触が恥ずかしいながらも心地よくて好きだ。頭を撫でられるなど子どもでもあるまいし、と思わなくもないけれど、彼が私に施してくれる行為に嫌だと思うようなことはあまりない。大雑把なようで、やはりそれは彼の気遣いに溢れているからだ。
「っ、さ、なえ」
 けれど髪を滑るゆびでそのまま首元をすっと撫でられると、びくりと大げさに反応してしまう自分の身体はあまり好ましくはない。
「そ、れは、やめ、ろと、っ前も……!」
「おまえホント首弱いのな。いつも一生懸命髪とヘッドフォンで隠してるしよ」
「それは、かんけい、な……ん、く……ぅ」
 するすると髪を梳いて首筋を撫でられながらくちびるを食まれて、絡めた舌を愛咬されて、その度にびくびくとちいさく痙攣してしまう背中をあやすように撫でられる。じゅる、と唾液を吸う音の余りの淫猥さに耳を塞ぎたくなったものの、なんだかこれではまるでいつものようにまた彼にリードされてしまっているようではないか。
「さ、なえっ……ぅ、もう、いいからっ……きょ、今日は私がする、とっ」
「あっそう? 悪ぃ悪ぃ、メグミちゃんの隠れたうなじが余りにも色っぽくて」
 くつくつと喉を鳴らして笑う早苗は、私から見ても断言できるくらい完全に楽しんでいる。
 彼を喜ばせよう、という自分の目論見からすると成功していると言えなくもないが、何となく面白くなく感じるのはなぜだろう。
「ちゃんづけも、やめてくれと……ん、むぅ」
 こんな風に言ってもきっとまた彼は忘れてしまうのだろうと思いながら、ぶつぶつと不満を漏らしつつ身体をずらして顔を伏せると、今度こそ彼の性器を取り出して口に含んだ。
 同性との経験は彼とが初めてなので未だに慣れない行為ではあるが、同じ男同士なのでどこをどうすれば快感を与えることが出来るかというのはなんとなくわかる。
 私は早苗ほどに器用ではないので、咥えて、舐めて、しゃぶっている間にどうしてもみっともない音を立ててしまって非常に恥ずかしいのだが、久しぶりなせいかすぐさま硬度を持ち始める彼の反応は素直に嬉しい。
「っはぁ、ふ……ん、もう慣れたが、相変わらず、君のは大きすぎだ……」
 懸命に迎え入れてはみるものの、完全に勃起した早苗の性器はもはや規格外で、全てを受け入れるのは難しい。頬に落ちてくる髪の毛を耳にかけなおしながら一度くちびるを離して横から舐めるようにすると、なぜだか早苗は骨ばって無骨な私の好きなその手で口元を押さえている。
「……? どうか、したのか?」
「いや、おまえ、ホント……その無自覚さはよくないと俺は思うわけよ」
 何かまた自分は粗相をしてしまったのだろうか。
「す、すまない、私はまた何か」
「あーいい、いい。なんでもねぇって」
 ひらひらと手を振る彼に、そんな言い方をされると余計気になるのだが。
「それよりもう入れてくれよ」
「え、あ」
「サナエちゃんもうビンビンで苦しいよー苦しいよーって俺の分身が言ってるわけ」
 おどけた彼のそんな物言いで一瞬緊張してしまった私の身体は少し力が抜けるのだが、そこまでわかってやっているのかあくまで彼の素なのか、私には判断がつかない。
「ほれ、慣らしてやるから」
 そう言って私を膝に乗せるように抱き寄せる早苗の腕に、僅かばかりの抵抗をする。
「きょ、今日は、私が」
 したのだが、彼の前ではそれも形ばかりのものにしかならない。
「そこまで無理する必要ねぇっての、おじさんに任せなさい」
 彼と同い年の私も十分おじさんに相当するのだが。
「ん、んっ」
 子どものように膝に乗せられて服を脱がされるのは全くもって大の男としてどうかと思うのだが、便宜上の年齢は同い年でも、恐らく彼の方が遥かに年上だろうというのは想像がつくので、早苗からしてみたら私などそれこそ赤ん坊と同じなのかもしれない。
 肛門を開かれるというのは未だに慣れるなんてものではないが、彼の節の太いゆびの感触を皮膚よりも生身に近い粘膜で感じられるということは嬉しいものなのだと私は思う。
「痛いか?」
 それでも慣れない感覚に思わず彼の服を掴んでぎゅう、と力を込めると、目聡い彼に問われた言葉に慌てて首を振る。
「だい、じょうぶだ」
「まあ大分慣れたよな。チンコ突っ込んでも痛がらなくなったし」
 歯に衣着せぬ彼の物言いも私の好きなものの一つだが、あまりそうはっきり言われるとどうにも恥ずかしい。彼に抱かれることに順応し始めている自分の身体に戸惑っている分、余計に。
「さ、なえっ……そこ、は……! あ、ぅっ」
 唐突に、触れるだけで身体が勝手に跳ねてしまうような場所に彼の指先が当たって、もう何度もされていることだけれどそれもやはり慣れない。しかも彼は私が反応するとここぞとばかりにそこを執拗に押し上げてきて、ものすごく意地が悪い。
「気持ちいいんだろ? 別に悪いことじゃねーんだから逃げるなって」
「う、うぅ、くっ……だが、んんっ」
「なんだよ」
「こ、こわいんだっ、じぶんの、身体がっ」
「へぇ、そーかい」
 精一杯の訴えを鼻にもかけず、相変わらず意地悪くゆびを増やして動かす男に強くくちびるを噛む。
 先ほどから何度も跳ねてしまう身体と握り締めた手が震えていることで、自分の状態なんて彼には丸分かりなのだろうけれど、最後の矜持で声だけは堪えてやろうと思ったからだ。
「さ、なえ……さなえっ」
「どした」
「もう、いいっ……入れる、から……!」
 今度の訴えは、そうか、という短い一言であっさり受け入れられた。単に彼の方が先に勃起していたせいでしんどくなっただけかもしれないが。
 ずるりと抜けて行くゆびの感触にほっとする。断じて名残惜しくなどない。
「やだー、メグミちゃんお尻いじられただけでもうピンピンなのー?」
「うる、さい……っ君に触られたら、当然、だろう……!」
 勃起して上着を押し上げる性器を揶揄られて耳まで熱くなったけれど、なぜだか私の言い返した言葉で彼のからかいはぴたりと止まったので、よくわからないながらもそのおかげで彼の屹立を後孔に宛がうのに集中できた。
「ん、くぅ……! は、はぁ……はっ」
 なんとか腰を落として彼のものを収めると、物凄い圧迫感で内臓ごと押し上げられているような気分だけれど、そのおかげで彼の存在を内に感じられるのだと思えば、それは幸福以外の何物でもない。宥めるように背中を撫でる彼の硬い手の感触も、泣きたくなるくらい嬉しい。
 本当にこの身に余るほど、自分は恵まれている。一度は消滅した身である自分にそう感じさせてくれるのは、教えてくれたのは、救ってくれたのは、間違いなく彼なのだ。
「さ、さなえっ」
 おずおずと慣れないなりになんとか腰を動かしながら、それでも不安になってやはり彼に呼びかけてしまう。甘えているな、と思うのだけれど、それを最初に私に許してしまったのは彼の方なのだ。
「ん? 今度はどした?」
「ちゃ、ちゃんと、気持ちよく、できているっ、だろう、か?」
「あぁ?」
「き、君は、気持ちいい……だろう、か?」
 はぁはぁと息を荒げて泣きそうな声を上げる自分はまるで自分ではないようだと他人事のように思う。私がこんな風になるのも、なれるのも、彼の前でだけだ。
 言葉を紡ごうとすると腹に力を入れなくてはいけなくて、その度に彼を食い締めてしまって規格外の太さに苦しめられるのだが、問わずにいられなかった。
「はぁ……」
 彼の肩に顔を埋めるわたしの耳元で吐き出されたため息に、どきりと心臓が跳ね上がる。
「な、なにか」
「メグミ、おまえ真面目すぎ」
「え?」
「俺の前ではもっと肩の力抜けって、いつも言ってんだろ」
 ぽんぽん、と頭を撫でる彼の瞳に映る自分の姿はまるで無防備な不安な顔をした子どものようだというのに、彼はこれ以上腑抜けになれなどとおかしなことを言う。
「今にも出ちまいそうなの必死で我慢してるのに、そんな顔するなよ」
「さな、え?」
「ありがとな。でもおまえの気持ちは嬉しいけど、やっぱちと限界だわ」
 動くぞ、と一言置いてひっくり返すように体勢を変える早苗に、驚きの声を上げる暇もなかった。
 さらさらのシーツと固めのマットに倒され、押さえつけられて、無遠慮に動き出す彼に内部の粘膜が悲鳴を上げる。
「あぁっ……! さなえ、ぅく、今日はっ」
「あー、やっぱこの方が燃えるわ」
「さな、っあ、ふ……うぅ、ぁっ」
 いつもの調子を取り戻したように嬉々とした様子で容赦なく蹂躙されて、それでもそれが嬉しいと思ってしまう私はもうとっくに飼い慣らされてしまっているのだ。きっと彼がバッジの中で私を飼い始めたときから既にそうだった。
「あ、く、さわ、るな……ぁ、さなえっ……!」
 内部を蹂躙するばかりか、腹の上で情けなく揺れる屹立を強く掴まれて、思わず悲鳴を上げた。彼のものを受け入れている快感だけで辛いのに、それはもう許容量を超えてしまう。
「や、め、う、あぅっ……うぅ、く……!」
「やめろじゃなくて、もっとだろ?」
「さ、なえっ……たのむから、あ、ぅあっ」
「やなこった」
 こちらはもういっぱいいっぱいで息も絶え絶えに必死で訴えているというのに、すげなくそれを切り捨てる早苗の声はずっと笑っていた。この男はいつもそうだ。上から眺めて、こちらを好きに弄んで、時折気まぐれを起こしたかのように慈悲の手を差し伸べる。全くもって私の尊敬する彼と共通の上司によく似ていた。
 きっと、そんな男に私は一生勝てない星の下に生まれついたに違いない。
「さなっ、ふうぅ、うっ……さなえ、ぇ」
 結局そのままいつものようにぐずぐずになってしまった私は、姿勢を低くして猫のようにこちらの顔を舐める気まぐれな男に強くしがみついて、いつものようにされるがままで弄ばれるしかなかった。


 何だかんだと一人であれこれ煩悶した挙句に行動に移したというのに、最終的にはいつも通り彼にリードを任せることになってしまって、大いに落ち込んだ。
 結局は私の彼を喜ばせたい、という気持ちは独りよがりの押し付けで、思い込みだったのではないかと思考の迷宮に入り込もうとしていると、聡い彼はそれに気がついたかのように乱暴に私の頭を撫でて、髪の毛を掻き回した。
 そうされると長い髪がもつれて後で整えるのが大変なのだが、その仕草だけで彼が私に与えてくれるものの大きさに比べればそんなのは些細な問題だ。陰鬱だった気持ちは見事に軽くなってしまった。
「言っとくが、おまえさんの気持ちは素直にうれしかったぜ?」
「そう、なのか?」
「ただ、なあ……」
 歯に衣着せぬ彼の珍しく言いよどんだ様子を不思議に思って、そのグレーがかった猫の瞳をじっと見つめると、渋々といった表情で再び口を開く。
「あんだけ煽られたら、大人しくおすわりって言うのは無理だろうよ……」
「う、ん?」
「俺ぁ猫だから、待てはできないんだって」
 いまいちその真意が汲み取れない彼の言葉に、もっと突き詰めて聞きたかったのだけれど、髪をなでるゆびと身体を強く抱き寄せる腕の強さに誤魔化されて、結局何もかもうとうとと押し寄せる眠気にさらわれてしまった。
 目が覚めたらもう一度聞いてみようと思うものの、果たして自分が彼の巧みな舌先三寸をかいくぐって真意に辿り着けるかどうかは、正直なところあまり自信がない。



メグミちゃんの騎乗位を書くつもりがいつの間にか対面座位になっていた。
チンコチンコ言う羽狛さんが書きたかったんです。 20110127


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